【夏の星座のお話し「こと座」俳句記念日より】
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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今日は夏の夜空を彩る
星座のお話し第4話です。
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夏の星座で有名な
七夕伝説の「おりひめ星」
ベガのあること座は
夏の星座の代表格ですね。
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ギリシャ神話では
「オルフェウスのたて琴」として
言い伝えられています。
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音楽の神アポロンの子
琴の名手オルフェウスが
美しい妻エウリディケと幸せに
暮らしていましたが
ある日、エウリディケは草むらに隠れていた
毒蛇に噛まれて死んでしまいます。
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悲しんだオルフェウスは妻を連れ戻しに行きます。
冥途の神プルートンは
オルフェウスの琴の音色の美しさに
心を打たれて妻を返してあげますが
地上にでるまで決して振り返ってはならないという約束を
オルフェウスにくだします。
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あと一歩で地上に出られるという所で
破って振り返ってしまい
妻は死んでしまいそれを悲しんだ
オルフェウスも死んでしまいます。
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大神ゼウスが二人を哀れみ琴座として
空にいつまでも輝かせている
という神話です。
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悲しいギリシャ神話ですね。
七夕伝説とはちょっと違いますが
夏の夜空の壮大なロマンです。
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