☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡
【俳句記念日までとうとう171日?!?】NBSAcademy俳句記念日便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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8・19俳句記念日まで【171】
(俳句記念日は2014年「おしゃべりHAIKUの会」にて制定
日本記念日協会から認定を受けている記念日です。)
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三月には雛祭りがあります。
女の子の成長を祝う目出度い行事ですね。
奇数の重なる3月3日は
五行節の一つとされていて
今でも大切なお祭りですね。
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五行節とは、1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日
の五つです。
現代では、五月五日が子供の日として
国民の祝日となり
男女を問わず子供の成長を祝う日ですが
古くは3月3日の雛祭りは
女の子の成長を祝うものでした。
今でもひな人形を飾ってお祝いしますね。
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このお雛祭りは
「桃の節句」と言われていました。
桃には不思議な力があり
不老長寿のお守りとされているのです。
桃は旧暦の3月で
今の4月の頃が見ごろとなり
この3月3日は旧暦だと
ちょうど桃の花が満開の頃だったのです。
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桃の花は、美しく
一本の枝から沢山の花を咲かせることから
子沢山に恵まれますように
と女の子のお祭りには
欠かせない飾りとなりました。
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この桃には良く知られた昔話に
「桃太郎」がありますね。
桃太郎のお話は男の子のお話ですが
桃から生まれるというところが
子宝に恵まれることを願う
「桃の節句」に関係しているのかも知れないですね。
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桃太郎の昔話は
古事記にも出てくる
「イザナギ」「イザナミ」の伝説ではないか
と考えられています。
これは以外に知られていない話ですね。
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イザナギにはスサノオという子がいました。
その子が「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」
と言う名であることから
この伝説が桃太郎の話の元だと言われています。
これには諸説あるらしく
かの文豪芥川龍之介も題材にしている
という伝説らしいのです。
ちょっと大人でも興味がわきますね。
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この古事記に出てくる伝説では
イザナミが死後の黄泉の国へ旅立ったあとに
イザナギが追い掛けてゆき
その変わり果てた姿を見て逃げ出すと
それを追って今度は
イザナミが鬼たちに追い掛けさせたところ
イザナギがそこにあった桃の実を投げて
鬼を追い払ったと言われています。
まさに鬼退治ですね。
そこで、この伝説が
桃太郎の話の元だと
言われていて有力節なのだそうです。
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なんとなく納得します。
古事記にまで遡る伝説が
誰もが親しんできた
子供たちの昔話の大元の伝説だったとは
意外な話ですね。
桃の祭りというので
「桃太郎」の昔話にまつわる
面白い伝説をご紹介いたしました。
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三月三日は雛祭り。桃の花を飾り
女の子の成長と長寿を祝い
コロナ禍が一日でも早く終焉収束しますよう
心から願う春が
今年もまたやって来ました。
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