☆上野貴子の俳句でおしゃべり☆彡
【俳句記念日まで253日となる?!?】NBSAcademy俳句記念日便り
おはようございます。
俳句作家の上野貴子です。
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12月とおなるとやっぱり
お鍋が食べたくなりますね。
「お鍋」といっても
鍋を齧る訳ではありません!!!
当たり前ですがこの「鍋料理」のことですね。
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鍋料理はいろいろあって
ご当地鍋が人気ですが
何と言っても一番人気が
「おでん」です。
俳句では、勿論、冬の季語ですが
夜泣き蕎麦や鍋焼きうどん
のように年末の屋台が多いですね。
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年の瀬にはどこか寂しい心を
温かい屋台で一杯ひっかけながら
たわいもないおやじさんとの会話で
癒したいのが人情なのでしょうか。
コロナ禍で屋台も大変ですが
どこか年末の都会の風物詩
といった感があって「おでん」は
やっぱり人気です。
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「おでん」という呼び名は元は
「豆腐田楽」から来ているそうです。
俳句では「田楽」と言うと春の
野趣の強い串料理と言われています。
これでは冬の「おでん」とは違いますね。
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江戸時代になり京都で食べられていた
「豆腐田楽」が、豆腐に限らず
屋台料理として庶民にひろがり
「田楽」の田に丁寧語の「お」を付けて
「おでん」と呼んでいたらしいです。
それが明治時代以降になって
煮込むようになり
今の「おでん」となったと云います。
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現代では男女関係なく
温かいご馳走ですね。
この頃の若者は
コンビニのおでんが手軽で
何より食べやすいのかも???
案外、中華饅頭より人気なのかも知れません。
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それでは、2000年から2010年までの
10年俳句日記から
今日は2006年5月の俳句をご鑑賞ください。
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【2006年5月の俳句抜粋】
5月1日(月)晴 熊野速玉神社 砂利の音と踏み入る社五月晴
5月2日(火)曇りのち晴れ 那智の滝 その高さ天へと登る滝けぶり
5月13日(土)雨 こんな日の傘は可憐な夏はじめ
5月16日(火)曇 日記書くことも疎まし卯の花腐し
5月18日(木)雨のち曇り 傘畳み雨の滴の落し文
5月20日(土)曇 鉄線の蕊に小雨の残る朝
5月28日(日)曇 遠くより祭囃子が宵の町
5月29日(月)曇 ビルとビル十薬の花埋め尽くす
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